2023/1/26更新

今年もスーダンの子どもたちへBI-SUキャンディーを贈りました

現地で活動中のNPO法人を通じてお届けしました

今年も、アフリカ・スーダンの子どもたちへ、アナツバメの巣の栄養がきっしり詰まった「BI-SUキャンディー」をお贈りしました。現地で活動されているNPO法人ロシナンテスを通じてお届けし、大変喜んでいただけたとの報告をいただきました。
この取り組みは2018年から継続して行っているもので、きっかけはNPO法人ロシナンテスの代表・川原尚行さんと出会い、スーダンでのお話を伺ったことでした。

NPO法人ロシナンテスは、医者がいない村に医療を届ける活動を行なっています

川原さんは20年以上続く内戦や貧困、病が蔓延するスーダンへ外務省医務官として赴任。大使館職員とその家族しか治療できない自分の立場のもどかしさと、目の前で苦しむ現地の人びとを救いたい一心で外務官を辞職して、単身で現地へ出向き医療活動を再開。川原さんの行動に賛同した高校時代の仲間たちと一緒に「みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために」という想いで設立したのが「NPO法人ロシナンテス」です。

アナツバメの巣を使って何か貢献できないか

稲冨は、川原さんにお会いして以来、ずっと「何かしたい」と想いを募らせ、「アナツバメの巣を使って何か貢献できないか」と構想していました。そんな時に、ふっと思い出したのがマレーシアでのことでした。毎年ツバメの巣の採取で訪れるマレーシアの洞窟で、現地スタッフへの労いの気持ちを込めてキャンディーを持参するのですが、本当に何もないジャングルのど真ん中だと、このキャンディーがとても美味しく現地スタッフがみんな喜んでくれるのです。その光景を思い出したとき、「痩せ細ったスーダンの子どもたちに、栄養が豊富で免疫力も高めてくれるアナツバメの巣キャンディーを贈ることができたら?」と、ピンときたと言います。

栄養が豊富なツバメの巣キャンディーを子どもたちのもとへ

すぐにエネルギー源として吸収される糖分にアナツバメの巣の栄養をぎっしりと詰め込んだキャンディー!想いが詰まったアナツバメの巣キャンディー第一弾を2017年12月に川原さんの元へ届けました。送ったキャンディーは、現地の診療所で配布されました。
今後も、継続的にロシナンテスへの活動支援を行ってまいります。