2023/6/18更新

世界基準をつくりフェアトレード実現へ

アナツバメの巣は、マレーシアだけでなく、近隣の国々でも採取できます。しかし、その取引価格には大きな格差があります。

当社が巣を採取しているマレーシアでは、国をあげてアナツバメを保護しています。巣の採取時期についても、雛が確実に巣立ったと確認のとれた期間だけに限定しており、密猟や乱獲を防ぐため、365日24時間監視する厳格な管理体制を敷いています。一方で近隣諸国では、アナツバメ自体を食糧にしてしまう国もあり、巣やアナツバメの価値が見落とされている現状があります。そうした、アナツバメにどれだけ国力を割いているかの差が、巣の価格差にも反映されています。

エムスタイルジャパンでは、将来的にツバメの巣の世界基準を作り、高品質の巣が公平に適正な価格で取引される姿を目指しています。それにより、貧困にあえぐ地域にも産業を生み出し、貧困の差さえも解決したいと考えています。また、各国でアナツバメが産業の一翼となることで、アナツバメの保護にも繋がると考えています。