おすすめの産後ケアホテル6選&産後ケアホテルの選び方のポイント
産後ケアホテルは、退院後もゆっくり体を休めながら育児に慣れることができる、ママのための施設です。韓国などではすでに定着していますが、最近は日本でも徐々に浸透してきているようです。
そこでこの記事では、おすすめの産後ケアホテルと、ホテルの選び方をたっぷりと紹介するので、ぜひ参考にしてください。
産後ケアホテルとは?
産後ケアホテルとは、出産を終えたばかりの女性が一時的に滞在する宿泊施設のことです。ホテルには産後ケアのためのさまざまなサービスが備えられており、プロから授乳や沐浴の指導をしてもらえたり、美容やエクササイズのプログラムがあったりなど、産後の女性のための手厚いサポートが行われています。
また、赤ちゃんを24時間体制で預かってくれるところも多いので、産後の体をゆっくりと回復させることもできます。
産後ケアホテルは産後の生活に不安がある人などが利用できる
産後ケアホテルは、退院後の生活が不安な人や、家族からのサポートが得られない人、里帰りができない人などに重宝されています。利用するタイミングも、退院してから直行するケースもあれば、産後しばらくは自宅で過ごしてから利用するケースもあるなどさまざまです。
利用できる日数はさまざま
厚生労働省によれば、自治体が提携している産後ケア事業の平均利用日数は5~7日です。自治体によって「~日以内」といった制限があり、最大でも3泊4日とするところもあれば、6泊7日まで利用できるところもあります。
一方、民間の産後ケアホテルは補助も制限がないため、施設によってさまざまです。予算や体調に合わせて選べます。
産後ケアにおすすめなリゾートホテル6選
それではここから、産後ケアにおすすめのホテルを6つ紹介していきます。これから産後ケアホテルを検討したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
産後ケアホテルマームガーデンリゾート葉山
神奈川県横須賀市にある、海が見える産後ケアホテルです。24時間赤ちゃんを預けられるので、ママは自分のペースで休むことができますよ。助産師や保育士、専門スタッフなどが24時間体勢でサポートしてくれます。
栄養バランスを考えた1日5回の食事や、海を見ながらゆったりと過ごせる足湯や岩盤浴、ハーブテントなどでゆったりとリラックスできそう。
Mammy Camp TOKYOBAY
千葉県船橋市にある、母乳授乳ケア・育児指導・美容のサポートをしてもらえる産後ケアセンターです。産前産後管理士などの専門スタッフが、24時間体制で赤ちゃんとママをサポートしてくれるのが心強いです。
バラエティ豊かな手作りの食事や、産後の美容と健康を助けるトリートメントサロンも魅力です。
Mamma Levata in HOTEL METROPOLITAN
東京駅からわずか10分の距離にある、四つ星ホテル内の産後ケアホテルです。都心でありながらも静かに過ごせる環境が整っており、スタッフは全員助産師や看護師などの資格を持っています。
ホテルならではの広々としたお部屋で、ご家族も一緒に泊まって過ごせますよ。
HOTEL CAFUNE:
神奈川県川崎市にある、新しい家族のはじまりをサポートするホテルです。経験豊富な託児スタッフが24時間体制で赤ちゃんを見守ってくれる体制が整っており、深夜の授乳もおまかせできるので、ママはゆっくり休めます。
乳房ケアや沐浴指導もあり、さらに個別で育児指導もしてもらえます。
SORANO HOTEL
東京都立川市にある、都市型リゾートの産後ケアホテルです。きめ細やかなサービスを提供する専属のバトラーチームや、滞在中に産婦人科医や助産師に産後の体や育児の相談ができる専門家コンサルテーションを備えています。自分の部屋で受けられるスパトリートメントや、マンツーマンでレッスンしてもらえるヨガや太極拳も魅力的。
産前産後ケアホテル ぶどうの木
京都・大阪・横浜に展開する産前産後ケアホテルです。24時間いつでも赤ちゃんを預けられるベビールームがあるので、ママはエステやマッサージでゆったりと過ごすことができます。食事はプロが監修した栄養バランスの良い1日5食。細やかなサポートでリラックスしながら体の回復ができます。
産後ケアホテルを選ぶポイント
産後ケアホテルを選ぶときは、以下のようなポイントをふまえることをおすすめします。
宿泊にかかる費用やサービス体制
宿泊料金は施設によって異なります。1泊あたりいくらなのかは重要なポイントです。長期利用で割引があるところもあるので、この点もチェックしておきましょう。
一般に、自治体が提供しているサービスは1泊数千円ですが、民間の場合は1泊数万円になることが多いようです。
また、ホテルまでの送迎があったり、交通費の補助があったりするところもあるので、このあたりも含めて予算を考えるとよいでしょう。
産後の育児サポート体制
育児サポート体制は施設によってさまざまです。希望するサポートが受けられるかも忘れずにチェックしておきたいところです。とくにベビールームの設備や利用時間、医療体制などは重要です。
食事の内容や栄養バランス
食事は産後の回復のためにも授乳のためにも栄養バランスが大事です。また、食事の回数や量、アレルギーや好き嫌いへの対応も確認しておきましょう。このほか、自室で食事ができるかどうかも見ておくとよいでしょう。
施設設備・立地、スタッフの雰囲気など
デリケートな時期を過ごす産後ケアホテルなので、設備や立地はもちろんですが、看護師や助産師がいるかどうかも重要なポイントです。不安に思うことや困ったことがあったときに気軽に相談ができるのは心強いですよ。
自分で準備する持参物はどのくらいあるか
産後に荷造りをするのは大変かもしれません。ホテルによっては、紙おむつやアメニティ、哺乳瓶なども備えているところもあります。身軽に移動ができると負担も抑えられますよ。
家族も利用できるかどうか
ホテルによっては、夫や赤ちゃんの兄・姉も泊まれるところもあります。家族が面会に来た時にひと晩一緒に過ごしたり、パパが育児の練習ができたりするのは安心ですよね。
産後ケアホテル利用前は必ず見学を
産後ケアホテルの利用を考えている人は、できれば事前に見学訪問をしてみましょう。滞在中に過ごす部屋やベビールーム、エステやエクササイズの様子を実際に見てみると、選びやすくなりますよ。
産後のサポートを受けられる産後ケアホテルを賢く利用しよう
産後の体の回復や赤ちゃんのお世話に不安を感じている人も少なくないでしょう。産後ケアホテルなら、ゆったりと体をやすめられるうえに、赤ちゃんを預けられるベビールームがあり、専門スタッフから育児指導もしてもらえます。ひとりで頑張りすぎないためにも、賢く産後ケアホテルを利用しましょう!